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図解入門ビジネス 最新投資組合の基本と仕組みがよーくわかる本 (How‐nual Business Guide Book)

図解入門ビジネス 最新投資組合の基本と仕組みがよーくわかる本 (How‐nual Business Guide Book)
青木 寿幸
図解入門ビジネス 最新投資組合の基本と仕組みがよーくわかる本 (How‐nual Business Guide Book)
定価: ¥ 1,890
販売価格: ¥ 1,890
人気ランキング: 21512位
おすすめ度:
発売日: 2007-12
発売元: 秀和システム
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

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2009/12/22(火) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

いまなぜ金復活なのか―やがてドルも円も紙屑になる

いまなぜ金復活なのか―やがてドルも円も紙屑になる
フェルディナント リップス
いまなぜ金復活なのか―やがてドルも円も紙屑になる
定価: ¥ 1,890
販売価格: ¥ 1,890
人気ランキング: 19065位
おすすめ度:
発売日: 2006-10
発売元: 徳間書店
発送可能時期: 通常3~5週間以内に発送

いまの時代にとってゴールドとは何か?
 フェルディナント・リップス氏というロスチャイルド家の老銀行家が、金本位制が何故崩れて行ったかを現場から回顧した。金に関する書籍は多いようで少なく、しかもドルショックにより金への兌換性が廃止され、スイスを始めとする各国中央銀行がいかに対応して言ったかの史実を、自分が見聞きしたことを織り交ぜながら比較的客観的につづっている。
 原題は「GOLD WARS」であって、本書の副題に有る「やがてドルも円も紙屑になる」というような今はやりの破綻本ではない。
 小生が思うに、ドル覇権はサブプライム問題などで揺らいで入るが、ここ10年や20年で破綻することはないはずだし、金本位復活などありえない。グローバル化した世界経済は、長い時間をかけてドルに変わる基軸通貨を模索するに違いない。

金についての現代史が学べる
貴重な著作だと思います。
私も大学で経済学を学び、著者が忌み嫌う銀行業界ではや20年近く働いてまいりましたが、正直金本位制などというものは、歴史上の存在、化石のような現代にはまったく役立たないものと認識しておりました。
しかし、仮に金本位制が守られておれば、「世界大戦や何度も繰り返された株価の暴落などの恐慌、経済混乱は避けられていた。」との著者の主張を聞くに及び、我々(経済学者、銀行家)が信じてきたものが、如何に理論的でなかった思い知らされた次第です。

「金」と「ドル」と主導権闘争の歴史
  ロスチャイルドの元金庫番によって「ドル支配経済」の実態が
語られた本です。著者は、金とドルとの戦争の歴史、即ち、米国
がグローバルスタンダードとしてドルの価値を高めるべく金本位
制を過去の遺産として葬った経緯を説明します。さらに、長期的
にはドルの信任は低下し、金本位制の復活は避けられないと予
言します。外貨資産に興味のある方にお勧めの一書です。

2009/12/17(木) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 世界経済編

カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 世界経済編
細野 真宏
カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 世界経済編
定価: ¥ 1,470
販売価格: ¥ 1,470
人気ランキング: 424位
おすすめ度:
発売日: 2003-01
発売元: 小学館
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

ハイレベルな最先端の世界経済の話を小学生にでもわかるように解説した、革命的な最強の経済本!!!
この本は一言で言うと、革命的です!!

いまの世界経済の話が知りたかったので、一番有名なこの本を読んでみましたが
とても高度な内容のはずなのに本当に分かりやすいです!!

重要な話の後には必ずPOINTとしてまとめてあり、自分の頭が整理しやすいので
とてもありがたいです。
しかも、全体のストーリーが整理できるように「これまでのまとめ」という
フローチャートがついているところも、本当に丁寧に分かりやすく説明してくれます。

これは、いま読んでいる細野さんの『数学的思考力』の本の実践版のようで、
とても実用的でありがたいです!
対話式で進んでいくので、『数学的思考力』の本で出てくる「思考の歩幅」が
読者目線で、“わかったつもり”にならなくて済むのです!

空売りやデリバティブやスワップやオプションや先物取引やコール・オプションなどの
専門用語は新聞などでよく目にはしていましたが、数学嫌いな私には
絶対に理解できないものだと思い込んでいました。
しかし、この本は、「数学嫌い」な人のために、数式を使わないで
ニュースがわかるように経済を丁寧に最高にわかりやすく教えてくれています!
私はこのような本はこれまで見たことがなかったので、革命的な感動を覚えました。
この本の知識をもとにLTCMの本をもう一度チャレンジしてみたいです。
この本は特に私のような「数学嫌い」な人に読んでほしいオススメの本です!!


最新の日経新聞が分かるようになる本!!
現在のアメリカ発の世界同時不況を機に、新ブレトンウッズ体制の模索が
進められていますが、基軸通貨の根本的な流れが分からなくなり、この本を
読み直してみました。
当時はかなり“分かったつもり”になっていたんだな・・・と思い知らされまし
た。
IMF、ブレトンウッズ体制、ニクソンショック、ポンド危機、ヘッジファンド
、デリバティブ、アジア通貨危機、ロシア危機、など最近の日経新聞の主要なキ
ーワードがズラリ。
これらは、断片的には分かっているつもりであったけど、この本のように
全体像でストーリーをつけながら考えてみると、本当に経済の本質が見えてくる

あらためて世界経済の本質を鋭く描き出したバイブルだと実感しました。
日経新聞がもっと深く分かるようになりたい人にオススメです。



数学的思考力を駆使して読んでみたい本!未来の予測ができるって実感☆
この本の著者の細野さんの『数学的思考力が飛躍的に身に付く本』を読み、
こちらも即買いしました。
今まで数学や経済と聞くだけで拒否反応を示していましたが、
『数学的思考力・・・』同様に、可愛らしい絵が出てきて、とても読みやすく、
面白い!ってどんどん引き込まれていきました。

この本に書かれていることは、
今・現在の世界で起こっていることを予期していたかのような内容ですが、
実際には2002年に週刊ポストで連載されていたと知りびっくりしました。
恐らく、この本が書けたのは、細野さんが数学的思考力を駆使されているからなのですね!

私も数学的思考力を駆使しながら読んでみると、
頭の中にきちんとフローチャートを描きながら、読むことができ、
未来を予想すると、アメリカ経済のバブル崩壊もイメージできてしまうのです!!!

今まで苦手意識を感じていたジャンルの本をどんどん読めるようになってきたのは、
『数学的・・・』の本との出会いがあったからです。
細野さんの本は本当に革命的な本です!



2009/12/02(水) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

サブプライム問題の正しい考え方 (中公新書)

サブプライム問題の正しい考え方 (中公新書)
倉橋 透
サブプライム問題の正しい考え方 (中公新書)
定価: ¥ 777
販売価格: ¥ 777
人気ランキング: 9015位
おすすめ度:
発売日: 2008-04
発売元: 中央公論新社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

じっくり読めばサブプライム問題への理解がふかまる
日本語で書かれた一般向けのサブプライム問題に関する本のなかでは,もっとも専門性がたかい本だとかんがえられる.この問題はサブプライム・ローンの証券化を通じておこっているが,証券化というしくみじたいがわるいのではないということを強調している.その一方で,本の末尾では金融工学の弱点を分析してもいる.また,「レバレッジ」や「優先劣後構造」など,証券化にかかわる概念も解説している.さらに,日本の住宅金融システムや証券化市場について解説し,サブプライム問題の日本への影響をさまざまな統計などをつかって分析してもいる.じっくり読めばサブプライム問題への理解がふかまるだろう.


チャイナシンドローム
 今や猛威をふるっているサブプライム問題を丁寧に解説した本だ。

 RISKを証券化することで 本来 ありえないような住宅融資が行われ 案の定焦げ付いたのがサブプライムの本質だ。証券化という金融工学は 人類の発明だったかもしれないが そもそものRISKがなくならない以上 ババ抜きでしかありえない。しかも このババ抜きは終わるぎりぎりまでは 儲かる仕組みになっていたので かくて誰もやめなかったわけだ。
 ゲームが破たんすると 隣でやっている ババがないかもしれないババ抜きまで 破たんしてしまう。高度な金融工学の先に待っていたものは 所詮は人間の弱気だったというストーリーは コメディーとしては面白いが 実態の経済への計り知れない影響を考えると強烈なブラックユーモアになってしまった。

 本書が出版されてから 既に5か月がたち リーマンが倒産、メリルが合併、AIGが事実上の国有化という事態を迎えている。しかも それはまだ幕開けのような雰囲気だから恐ろしい。当面 世界は対処療法に追われることになろう。但し その先でもう一度見直すべきは 人間の本質なのだと思う。いかに技術が発達しても それを使う人間が その発達に追いついていない。自分で作った道具に支配されているのが現状ではないか。

 ある意味で 金融工学は 一種の核兵器のようなものかもしれない。新しいチャイナシンドロームが今発生しているとしたら 僕らはどうなってしまうのか?

金融の初心者に勧めたい
 本書の最大の眼目は、米国のサブプライム問題を教訓に、いかに日本において優良な住宅金融を構築していくか(ちなみに著者は建設省出身者と住宅金融支援機構職員)だが、問題発生の原因ばかりでなく、過剰流動性の原油、穀物市場への逃避による影響や金融機関の問題など、世界全体の実体経済への影響もそれなりにしっかりと描かれている。なにより評価できるのは、「モーゲージ」や「劣後」「レバレッジ」など金融以外ではあまりお目にかからない商品や用語を、時には図を添えて、私のような金融商品に疎い人間にも分かるように解説し、「ABCP」などの略語表も用意してくれていること。その意味で、金融について簡単に学びたい初心者が、現実の動きに即しながら読むのに適した内容となっている。
 ただ、金融工学に基づく証券化の危険性について、リスク管理と情報の非対称性の問題であり、融資時の適切な審査と情報公開基準の確立により解決可能だと考えているようだが、一方で「金融工学にもとづくリスク管理は、基本的に各主体の相互作用がないという前提で(中略)、状況によっては、皆が一斉に売りに走り、予想を超えて価格が暴落し、市場の不安定性が増加する可能性がある」、との指摘も。情報の非対称性の問題に加え、このような問題点も行動経済学の成果を取り入れて考慮した場合、ここで著者のいっている「補完的なリスク管理」だけで解決可能なのかは、検討の余地があるように思う。

2009/11/30(月) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

昭和金融恐慌史 (講談社学術文庫)

昭和金融恐慌史 (講談社学術文庫)
高橋 亀吉
昭和金融恐慌史 (講談社学術文庫)
定価: ¥ 1,050
販売価格: ¥ 1,050
人気ランキング: 6983位
おすすめ度:
発売日: 1993-03
発売元: 講談社
発送可能時期: 通常3~5週間以内に発送

そして再度、歴史は繰り返す
在野の経済評論家を主執筆者とした、
昭和二年に勃発した我が国、金融恐慌の解説書。
旧版は40年ほど前の書で、本書は1993年、
平成バブルとの類似性に注目され再版されたもの。

そして2007年から2008年にかけて、
海の向こうではサブプライムローンを契機とした
一種の金融危機が勃発した。
本書70-73ページを読んでいると、
FEDが種々の流動性対策を打ちながら
JPモルガンチェース銀行を経由し
ベアスターンズ証券を救済した流れが
そのまま書いてあるのではないかという錯覚に陥る。

再度、歴史は繰り返している。
今、襟を正し読むべき名著である。

「歴史は繰り返す」という見本
本書はタイトルにある通り、1920年代後半のいわゆる昭和金融恐慌について細密に書かれたものである。当時、金融危機が発生した時に、何を守ろうとして、どのような手を打って、結果どうなったかというのを見ていると、バブル崩壊後のロスト.ディケイドで行われたことと似通っていることに驚かされる。すなわち、往時のこうした記録と、バブル崩壊後のあれこれを見つめ直すことで、何故日本経済は規模の面で欧米と伍する部分があるのに欧米と互角に渡り合えないのかという問題点が理解できるということである。too big to failということが前提にある日本の金融管理政策の誤謬を認識するための本。名著です。

金融危機を学ぶための1級の資料
 経済と金融を考えるとき、学ぶべきはそのメカニズムの脆さであろう。人間が作るシステムには、必ず問題がある。欠陥を知りながら、改善していく歴史がこれまでも繰り広げられてきた。本書は、そうした人々の動きを知るための第一級の資料だろう。文庫で読めるというのもありがたい。

2009/11/17(火) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

PC DOS 2000 日本語版

PC DOS 2000 日本語版

PC DOS 2000 日本語版
定価: ¥ 10,290
販売価格: ¥ 6,932
人気ランキング: 2223位
おすすめ度:
発売日: 1998-07-31
発売元: 日本アイ・ビー・エム
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

マイクロソフトがDOSを売らなくなったので
マイクロソフトがDOSを売らなくなったので、Digital ResearchのDR-DOSとIBMのPC-DOSが市販のDOSとして購入可能だった。特に、西暦2000年問題の際、システムのFDからの起動をするために、DOSが必要になったときに、GateWayのサイトからのダウンロードと、HDDメーカのブートディスクのダウンロードを利用しました。しかし、両者の商品を買っていないのにダウンロードして使うのは気が引けたので、公的な作業については購入したPC?DOSで作業をしたものもあります。

2009/11/09(月) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

マネーの動きで読み解く外国為替の実際

マネーの動きで読み解く外国為替の実際

マネーの動きで読み解く外国為替の実際
定価: ¥ 1,470
販売価格: ¥ 1,470
人気ランキング: 61887位
おすすめ度:
発売日: 2007-10
発売元: PHP研究所
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

FX業者の甘言にだまされないために
詳しい解説は他のレビューを参考にしていただくとして
この本を読めば、FX業者がよく言う
「世界経済における日本のプレゼンスは今後低下するから
長期的には円安になるのは間違いない」などといった
一見もっともらしい説明に言い含められることはなくなるでしょう。

そもそも為替取引はプロの金融マンにとっても
株式や利子よりも難しくて予測が困難と考えられているものなのです。
その意味で本書は博打的な投機としてでなく、
投資として外為取引にかかわりたい人にとっては格好の入門書といえるでしょう。

また、本書で言及されている「降水確率ゼロ予報が土砂降りをもたらす?」
という相場の本質を知っておけば、
日本のバブル時代に土地は絶対に上がる、
また近年のアメリカで不動産は上がり続けるといった風潮が
いかに怪しいものであるかわかるようになると思います。
今後もこうしたことは必ず世界のどこかで形を変えて繰り返されるでしょうから。

4章、5章で各国の外為相場の歴史が分析されていますが、
これも単なる歴史を振り返っているのではなく、
例えば日本が固定相場制から変動相場制へ移行した状況を知っておけば
中国など現在固定相場制の国が今後どういった展開を見せるか
ということの指針になるという点で
将来の予測に大きな助けとなってくれるでしょう。
そういう意味では歴史は繰り返すのです。

わかりやすく外国為替の最前線を紹介
皆様
 国際通貨研究所編『マネーの動きで読み解く外国為替の実際』(PHP研究所、2007年)は、経済理論からではなく、具体的な仕組みと数値例を駆使して作られた外国為替の最近の状況を知る上で欠かせない一冊です。
 第1章は外国為替取引とは何かを説明する入門篇ですが、ディーリングルームが近年、人工知能のアルゴリズム・トレーディングの割合が増えていますが、ディーラーたちとのバトルが繰り広げられている点に言及しています。
 第2章では相場変動に関するもので、この章が本書のオリジナルな論点で、最大のセールスポイントです。まず、経常収支説を経常収支黒字=資本収支赤字だから総合収支はゼロであり、経常収支説を斥けます。つぎにアセット・アプローチを為替相場が期待収益率が等しくなるように決まる説と捉え、インフレ率で決まる購買力平価説と同列に捉えます。ここがキーポイントです。
 そこから金利裁定取引の話と、長期的な為替相場がインフレ率を勘案すれば実質利子率は等しくなる、という話が展開されます。それを受けて、近年の円安が、一般には金利差要因で説明されているけれど、実はそれは誤りで、個人の外貨建て資産への資産シフトと機関投資家などの円キャリー・トレードによるものだと説明されます。
 そのあと第3章でForwardについて、Optionについて、Swapについて、Futureについて、FXについて、円売りキャリートレードについて、わかりやすい説明が加えられます。
 第4章では明治から平成までの日本の外国為替相場の説明がなされ、第5章では、国際金融政策のトリレンマを「不可能なトライアングル」と訳して説明した後、アルゼンチン危機、アジア通貨危機、ユーロの誕生、アジア通貨の未来、アメリカの基軸通貨ドルのサスティナビリティに言及しています。
 そこで各国の実質利子率は同じだとする説の当否が問題です。たしかに中長期的にはそれは当てはまります。しかし、ポジションを持つ人たちは、やはり名目金利差を中心に動いているわけで、外貨建て資産への資産シフトも、円キャリートレードもそれを利用しています。その意味ではやはり金利差要因は大事です。また経常収支要因も、たしかに事後的には総合収支はゼロになりますが、実需筋では依然重要な意味を持ちます。
 アセットアプローチを前提にしたわかりやすい本だと思うのですが、私にはまだ従来のファンダメンタルズを重視するアセットアプローチのほうが現実に近いように感じられます。


いわゆるマネー本とは一線を画す内容には星5つ
最近のマネー本がいかに儲けるかということに拘泥しがちになる中であえてそういう点には一切触れない潔さがこの本を際立たせていると思う。第一章は今更といえる内容であるが、忘れがちな基礎を改めて教えてくれる。二章以降は、相場の大局観の重要性をときつつ、その大局観を忘れて相場に踊らされると足元をすくわれる過去の事例をわかりやすく解説してある。帯にもあるように初心者でも経済通でも外国為替についてその奥深さを教えてくれる良書であろう。

2009/11/07(土) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

現代ファイナンス論 改訂版 ― 意思決定のための理論と実践

現代ファイナンス論 改訂版 ― 意思決定のための理論と実践
ツヴィ・ボディー
現代ファイナンス論 改訂版 ― 意思決定のための理論と実践
定価: ¥ 4,410
販売価格: ¥ 4,410
人気ランキング: 19869位
おすすめ度:
発売日: 2001-10-17
発売元: ピアソン・エデュケーション
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

ファイナンスのエッセンスを1冊で学ぶことができる本である。オプション理論に関してノーベル賞を受賞した著名なロバート・マートンが書いているので、デリバティブの専門的な内容に偏っている本ではないかという危惧(きぐ)があったが、それには及ばなかった。実際は、現代のファイナンス理論のダイジェストといった内容で、それぞれの章で各種のトピックのエッセンスを解説している。 本書は、ポートフォリオ理論、デリバティブ、コーポレート・ファイナンスといった基礎ジャンルが、別立てになっている。第1部、2部は必読で、以後の部分は、CAPM、アニュイティ、財務レバレッジ、リアル・オプションといった用語の解説を参照する金融辞書的な使い方もできるだろう。 ビジネススクールのテキストらしく、例も平易でわかりやすい。たとえば流動性に関しては、「億万長者がクレジットカードを持たずに見知らぬ土地に放り出されたら?」という説明から始まる。また、時間的価値やプロジェクト選択では、老後資金やカーローンといった例が用いられている。 各ジャンルでは、独立した専門書で説明されているような高度な内容がさらりと書いてある。それを補う工夫として、短時間でファイナンスをマスターするためのメリハリがよく考えられている。ファイナンスに必須であり、日常生活から投資プロジェクト選択まで役立つ複利計算や現在価値、キャッシュフロー分析、NPVについて十分な解説がされている。一方、第4部のリスク管理とポートフォリオ理論、第5部の資産とデリバティブの評価については、簡潔によくまとめているが、内容の紹介にとどまっている。わかりにくいところは章末の練習問題で理解度を試しながら読み進むとよいだろう。 これからファイナンスを学びはじめる学生や金融機関への就職を考えている学生のみならず、将来自分の会社を興したいという企業家の卵にとっても必読であろう。また、企業経営者や企業の財務担当者にも役立つファイナンス入門書に仕上がっている。(土居践理)

分かった気になれるかも
 流行にぶら下がって、投資信託というものをはじめてみました。自分のお金を投資すると自然と経済にも興味がもてるようになるというのは本当です。ちょっとヒマな時間があったので、少しまじめにファイナンスの勉強をしてみようと思い、本書を読んで見ることにしました。
 まず言えることは翻訳がすばらしいということです。原文が良いのはもちろんでしょうが、その価値が翻訳の過程で失われていないということは、十分に賞賛に値することだと思います。
 本書は6部構成になっており、ファイナンスの基礎知識から始まり、時間的価値の概念の導入、資産評価、リスク管理、デリバティブ評価、コーポレートファイナンスと、広い範囲をさらっています。
 本書のもう一つの特徴として、数式が少ないことが挙げられます。本来なら数学を用いて表現することを、直観的に定性的に説明してくれます。数学的証明が少ないことは欠点にもなりえますが、ファイナンスの本質を理解したい初心者には、むしろ数式がないほうが分かりやすいと思います。
 これを読んだからといって、ファイナンスの全てが分かるようにはなりません。しかし、どの分野を勉強すれば知りたいことが分かるようになるかは分かると思います。ちょっとファイナンスの勉強をして見たいという方は、ファイナンスの地図として読まれてはいかがでしょうか。
 なお、ボクはファイナンス初心者ですので、その点を割引かれますよう。

手広く書きすぎ?
コーポレートファイナンス分野だけでなく、一般に経済学の金融論が取り扱う金融制度や家計の意思決定などにも相当のページ数をさいており、訳者がコメントするように一般とは違った構成となっている。このため、コーポレートファイナンスの書物が取り扱う一般的な”本論”がなかなか始まらない。
また、本論の説明にやや説明不足の感があり、一から学んでこれ一冊でOKという訳にはいかない。数学的な説明も殆ど定義を挙げるだけで展開ができない。たとえば、リスク資産の合成に当たっては確率変数の和の統計量の計算方法が必須であるがこの計算方法の証明が無いなど、ちょっといかがなものはと思われる内容。数学的な取り扱いをあえて避けて歩いているようである。

ファイナンスを学ぶなら,まずはこれ!
ファイナンスの様々なツールや概念を例題や豊富な練習問題を通じて理解することができる。数学は苦手だけど計算は好き、という方にはうってつけ。ただ、訳本の構成が原書と異なっており、原書の良さが少し損なわれているような気がする。また、EXCELの利用方法にも言及していると本書の価値はより一層高まったであろう。

2009/11/05(木) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

サブプライム後に何が起きているのか (宝島社新書 270) (宝島社新書)

サブプライム後に何が起きているのか (宝島社新書 270) (宝島社新書)
春山昇華
サブプライム後に何が起きているのか (宝島社新書 270) (宝島社新書)
定価: ¥ 680
販売価格: ¥ 680
人気ランキング: 18573位
おすすめ度:
発売日: 2008-04-09
発売元: 宝島社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

前著よりサブプライム問題に深くつっこんでいる
サブプライム問題が発生したあとにおこった,金融商品の格付けに疑問がもたれたこと,レバレッジをつかって資金をふやす方法に疑問がもたれて資金があつめにくくなったこと,欧米での資金調達ができなくなったためにアジアや中東に有利な条件をしめして資金調達せざるをえなくなったことなどが書かれている.前著「サブプライム問題とは何か」では解説されていなかった,証券化でつかわれた「優先劣後構造」という金融技術なども丁寧に解説されている.今後,アメリカのやくわりが中国によってとってかわられるのか,日本はどうなるのか,などについても論じられている.前著との重複はよくおさえられているので,あわせて読むとよいだろう.


繰り返され、増幅されるモラルハザード
前著「サブプライム問題とは何か」に続き、分かりやすく現在起きている問題の本質を開設し、金融を中心とした経済の今後を描いています。

前著に引き続き、経済の素人(大学生から社会人1-2年生を想定しているとか)が読んでも分かりやすいように解説されており、非常に読みやすい。金融のプロであるはずの銀行・証券会社・モノライン保険会社等が、「レバレッジ」や「証券化」という打ち出の小槌を手にしたが故に陥った、「楽をして、効率的に儲けよう」とするが故の、モラルハザードがどのようなものであったのかがよく分かります。

2006年前半まではかつてない好況を享受していた世界経済が暗転し、今も底が見えない恐怖。好況時には、調子にのって、「赤信号をみんなで大手を振って渡っていた」人たちが、一斉にあらゆるリスクに背を向ける極端な方向転換。レバレッジという「てこの原理」があるがゆえに、ちょっとしたきっかけが、世界経済を反転させてしまうほどのインパクトを持つ、怖い世界。もともと極端に振れやすい人間の心理が、金融技術の発達によってさらに増幅されてしまう不安定さが現代金融の特徴なのでしょうか。

本書では、前作以上に、ポスト・パクスアメリカーナの世界経済の予測に力を入れています。影響力を増してきたSWF。イスラムの厳格な教義に根差すイスラム金融。共産主義という枠の中で工夫を重ね、膨大な生産力と内需を武器に世界中に経済覇権を広げようとしている中国の姿など、アメリカの次、を考えるためのヒントが詰まっています。

字も大きめで通勤時などにもさらっと読め、しかも、現代金融が抱えるのリスクの本質がわかる本。前作ともどもお勧めです。

テレビのコメンテータ的というか
著者の本はこの続編から読んでだせいか、他の方の指摘に反して、サブプライム問題を理解するには不十分ではないかと思います。
著者も不正確を恐れず書いたとあるように説明を簡略化省略しすぎてる。もっと正確なことを知りたいなら他の本にあたるべき。
出典もほとんど明らかにしていないのである部分が著者の感想・思いなのか展望なのか客観的な取材の結果なのか、なんなのかよくわからない。

後半は覇権国がどうなるかとか、、予想みたいなことにならざるをえないし、日本がこれからどうあるべきかとか、手を広げすぎ!と思ってしまった。
著者の見立て、展望大いに語るという本

多数の方の評価が高かったので期待しすぎてたのもあるかも。

2009/11/03(火) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

金融vs.国家 (ちくま新書)

金融vs.国家 (ちくま新書)
倉都 康行
金融vs.国家 (ちくま新書)
定価: ¥ 777
販売価格: ¥ 777
人気ランキング: 19383位
おすすめ度:
発売日: 2008-06
発売元: 筑摩書房
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

日本の金融は確実に遅れているが追従が正しいとは限らない
タイトルと内容はまったく一致していませんが満足のいく充実の内容です
内容と一致させるのならば仮に「日本と世界の金融史」サブタイトルに「過去・現在から国内金融の未来を模索する」ってところでしょうか?
そんな地味なタイトルでは読者の眼に点きませんが・・・(汗)

日本はいままで米国追従の金融政策を採ってきたのと「日本らしさ」の独自路線をユラユラと・・・時には激しい論戦を交えながらも現在に至ってきた感がある

そして世界の金融は最先端を行く自分のまいた種「サブプライム問題」で大変な事態に陥っている
そこに新興国やオイルマネーはそれらの金融機関を買い漁っているが日本はそれほど大胆には参戦していない

バブルのツケの代償に手間取っていたので時代に取り残されたとも言えるし
取り残されたからこそサブプライムからは信じられないほど傷口が浅く済んだとも言える
それが実は文中にあるようにバブル崩壊からの教訓でリスクの対応が日本独自のやり方としてサブプライム危機から逃れたとも言えて何が正しくて何が正しくないのかはわからない

話をはじめに戻すと欧米化か日本独自化は今後もバランス良くユラユラと揺れ動くのが正しいのかは誰にもわからないが悪くはないとも思う

読み終えても正しい答えは在るようで無いような感想です


日本が良くなるだけでいいのか?
アジアや中南米の金融危機、最近ではサブプライム問題や穀物、原油の急騰と、金融(過剰流動性)の問題は、世界経済にとって大きな課題となっている。本書は、中世イタリアの為替手形から始まり、金融の発展を国家との関わりで描き、金融に関するグランドデザインを描き得ていない日本に警鐘を鳴らす内容。ただ、金融を国家戦略の礎に、50年後を見据え、欧米と対等に渡り合っていく、という発想では、今、長期的な国際経済の安定に向けて求められる、世界の均衡ある発展への展望は見えてこないのではないだろうか。

金融力を欠いた日本
金融の歴史について、中世から現代まで大きく取り上げた金融政策史。それは国家戦略と密接に結びつき、今に至るものだ。米国の基軸通貨政策や英国のシティなどはそういった戦略の結実といえる。
同時に、シンガポールや香港といった新興国も、既成秩序への参入を虎視眈々と狙っている。特に人民元は、筆者の言うようにいずれ円を脅かす地域通貨になるのは間違いない。

その中でいかに国内の独自性を残しつつ、国際競争に勝てるだけの魅力を生み出せるか。残念ながら通貨政策も金融戦略も、日本は長期的な展望を欠いたままだ。
その辺についてもうちょっと突っ込んだ提案が見たい気もするが、本書が優れた入門書であることは変わりない。

2009/10/16(金) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

日本貨幣カタログ〈2009年版〉

日本貨幣カタログ〈2009年版〉


定価: ¥ 1,500
販売価格: ¥ 1,500
人気ランキング: 2015位
おすすめ度:
発売日: 2008-11
発売元: 日本貨幣商協同組合
発送可能時期: 通常3~5週間以内に発送

2009/10/10(土) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書)

ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書)
石野 雄一
ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書)
定価: ¥ 756
販売価格: ¥ 756
人気ランキング: 1606位
おすすめ度:
発売日: 2007-04-17
発売元: 光文社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

ほんとにわかりやすいテキスト☆
ファイナンス(財務)とは何かについて、著者の苦労を踏まえて一冊で理解できるよう、わかりやすく説明されている。

ファイナンスとは企業の現在から未来へというところに力点を置き、「企業価値の最大化」をはかるための意思決定に役立つツール。とのこと。

会計(アカウンティング)との違いに始まり、実際にはどのように用いていけばいいのかなどについても、記述されていて、ファイナンスについて知りたい人の一冊目に丁度よさそうな本。

・ずっと利益が出ていて、黒字でも倒産してしまうことがあったり、○年連続増益だからといって必ずしも、好ましいわけではない
・日本では会計(過去)が重視される傾向だが、ファイナンス(現在と将来のバランス)も重要である
・「攻め」のROIC(投下資本利益率)だけではなく、「守り」のWACC(資金調達コスト)とのバランスの中で
ROICを最大化していくことが重要である

など、新しい視点をえることができた。

ファイナンスに興味を持っている人、なんらかのきっかけで株や企業のお金の流れについてかじってみたい人、などなど、わかりやすくおすすめです

「このざっくり感が大事!!」
「道具としてのファイナンス」より先に読んでおきたい。
これからファイナンスを学びたい、概念を知りたい、でも
数学的なセンスには自信がもてない・・そんな読み手にとって
この「ざっくり感」はとても大切!!
CAPM、WACC、PV、NPV、IRR、EVAスプレッド
・・まずは、ファイナンスの基本をざっくり楽しんでください。
入門書とは言え、10回読めば専門書に勝るとも劣らない!!
そんなビジネススキルは身に付くはず。例えば、
キャッシュフロー・・は、耳慣れた言葉だが、簡便キャッシュフロー
と事業価値を計算するキャッシュフローの区別がつきにくいのが入門
者、そのあたりもはっきり「別物」と言ってくれるのが良い。そんな、
研究者ではなく実務経験者ならではの読み手(入門者)視点が嬉しい。



会社の中で、ファイナンスってどう使うの?
お金の時間価値、資本コスト、配当の考え方、企業の資本構成
などファイナンスの基礎的な(?)内容を説明した本です。

財務諸表の説明から始まり、
数式は、ほとんどなく、図などを利用して、
分かりやすく説明してあります。

会社の中で、どのようにファイナンスが使われているか、
を例を挙げながら説明してあるところが特徴的でしょうか。

分かりやすく読みやすく書いてあるのに内容は、濃かった!
という印象の本です。

2009/09/28(月) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

マイクロファイナンスのすすめ―貧困・格差を変えるビジネスモデル

マイクロファイナンスのすすめ―貧困・格差を変えるビジネスモデル
菅 正広
マイクロファイナンスのすすめ―貧困・格差を変えるビジネスモデル
定価: ¥ 2,520
販売価格: ¥ 2,520
人気ランキング: 10516位
おすすめ度:
発売日: 2008-10
発売元: 東洋経済新報社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

VIVA! マイクロファイナンスがブレイク
 貧困問題が深刻化するアメリカで遂に民主党が政権を奪還した。ヒラリー・クリントンはつとにマイクロファイナンスの熱心な支援者として知られているが、オバマ新大統領も貧困問題に本腰を入れて取り組むことは間違いない。マイクロファイナンスが貧困に対する有効な手段であることは、本書が指摘するように世界の共通認識になっている。オバマがマイクロファイナンスに言及すれば、日本でもマイクロファイナンスはブレイクすることは間違いない。
 今や世界金融危機が日本の実体経済に及ぶことが確実な状況になり、日本でも企業業績の悪化→賃金収入の低迷・雇用情勢の悪化→消費の低迷→景気の悪化といった悪循環はもはや避けられそうにない。ワーキングプアの急増も強く懸念される。その中で、これまで手つかずだった日本の貧困・格差問題への対応も待ったなしの状況になった。日本に深刻な貧困などないと思われていたが、本書が指摘するように、日本の貧困はもはや否定しようがない事実である。
 このような時に本書が出版されたが、本書は市場経済の先鋭化が懸念される今の資本主義を変えていく一つの道筋を示してくれている。金融分野のソーシャルビジネスであるマイクロファイナンスが、これまで日本になかったこと自体がおかしいと言えばおかしい。それほどまでに日本が優しくない社会になっていたということかもしれない。本書では、貧困・格差を変える具体的なマイクロファイナンスのビジネスモデルが詳細に述べられており、日本でもマイクロファイナンス参入のための実践的な道筋が示されたと言える。


日本でマイクロファイナンスを始める!!
 日本でもマイクロファイナンスを始められる方法を示し、国内外の貧困の解決に向けて新たな道筋を明らかにした書である。そのための具体的な提言が多面的に、かつ丁寧に記述してある。マイクロファイナンスは、日本では2006年にムハマド・ユヌス・グラミン銀行総裁がノーベル平和賞を受賞して、一時報道されたものの、日本に救済すべき貧困が存在するにもかかわらず、どういう訳か顧みられなかった。本書は、その原因を分析して、日本での普及策を具体的に提示している。一般に思われているのとは異なり、マイクロファイナンスは開発途上国のみならず、欧米の先進諸国でも普及している現状が紹介される。日本にも応用できるマイクロファイナンスの具体的ビジネスモデル(受け皿組織の作り方、融資原資の資金調達の仕方、具体的なマイクロファイナンスのモデル、企業・金融機関・市民が具体的行動を起こす根拠・合理性等々)が詳しく説明されている。特に、「ふるさと金融」や「インターネット融資方式」などの豊富な資金調達方法は、貧困削減のためだけでなく、環境保護、福祉、医療、地域再生などの社会的課題に取組む人々にとっても応用できるビジネスモデルだ。
 本書が取上げる貧困の範疇は海外と国内の貧困・低所得者両方であり、それを横糸にして、金融機関、一般企業、市民、NPO、政府、地方自治体などの各主体の役割を縦糸にして、それぞれがどんな役割を果たすことができるか、果たすべきかがマトリックスになるように述べられている。
 また、本書では貧困や格差を真正面から捉え、詳しい分析がなされている。内外の貧困について、その定義、現状、救済すべき貧困、貧困と格差の区別などの説明が分かり易い。表2-1(p.115)は、年収200万円未満が、1,731万人(役員を除く雇用者の34%)に及ぶという、新しい数字を総務省の統計資料から導き出している。本邦初公開のインパクトの大きい表だ。
 次に、企業とは何か、CSRとは何かなどが分析された後、「企業は社会のもの」との考え方が示されている。金融機関については、SRIなどの新たな金融商品・手法の開発やソーシャル・インデックスの開発など新しい提案がなされている。マイクロファイナンスと消費者金融がいかに異なるものかが一覧表で示され、一般に流布する誤解を解いてくれる。個人には、社会起業の仕方が紹介されている。また、政府には、マイクロファイナンスへの政策支援や法制度の整備だけでなく、ODAや生活保護制度など現行制度の改正・改善の具体策やマイクロファイナンスを導入する際の調整方法など斬新な提案がなされている。政府当局者にとっても検討に値しよう。
 学生、市民、社会起業家などの個人、NPOだけでなく、一般企業や金融機関のできること、なすべきことの多面的な提案は、イデオロギーに基づく「右」とか「左」ではなく、フィージブルな政策提言だ。イデオロギーにアレルギーのある人にも受け入れられ易い論理で、傾聴に値するだろう。本書のメッセージは「共感」がキーワード。著者の情熱が伝わってくる、広い読者層におすすめの一冊だ。

2009/09/22(火) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

通貨換算電卓

通貨換算電卓

通貨換算電卓
定価: オープン価格
販売価格:
人気ランキング: 74588位
おすすめ度:
発売日:
発売元: JTB
発送可能時期:

二カ国の通貨換算の入力、計算結果が同時にわかるダブル液晶表示。自国と他の通貨の混合計算もできる。コンパクトな首下げタイプなので、海外でのお買い物に便利です。8桁の電卓としても使用可能。

2009/09/20(日) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

勝ち残りのFX ’08 (エスカルゴムック 244)

勝ち残りのFX ’08 (エスカルゴムック 244)
鈴木 雅光(JOYnt)
勝ち残りのFX ’08 (エスカルゴムック 244)
定価: ¥ 1,470
販売価格: ¥ 1,470
人気ランキング: 10836位
おすすめ度:
発売日: 2008-06-17
発売元: 日本実業出版社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

化石化している…
2008/7/20発行ですが、スワップ派がゾロゾロ。


個人的に鳥居マユミさんのトレード日記が見たかったので購入しました。

☆実践本☆
◎今後の相場展望やむずかしい相場状況でも儲けている個人投資家たち(田平 雅哉 鳥居 万友美 池田ゆい 秋山仁彦)の具体的な投資テクニックをやさしく教え、勝ち残る個人投資家になるための道案内をします。☆実際のトレード日記が掲載。◎野村雅道氏の悠々自適のFX投資生活。他。基本書や精神論の本はたくさんあるけれど具体的なトレード手法が載った本はあまりありません。カリスマトレーダーたちが、最近の相場で実際行った投資手法掲載です!やはり、自分の得意パターンを作る事が重要なのですね。

2009/08/19(水) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

金融史がわかれば世界がわかる―「金融力」とは何か (ちくま新書)

金融史がわかれば世界がわかる―「金融力」とは何か (ちくま新書)
倉都 康行
金融史がわかれば世界がわかる―「金融力」とは何か (ちくま新書)
定価: ¥ 756
販売価格: ¥ 756
人気ランキング: 19051位
おすすめ度:
発売日: 2005-01
発売元: 筑摩書房
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

今読んでも示唆に富む
正直、新書なので、コンパクトな分、専門的な話や個別の企業の話にまで言及されていません。個別論の話を期待する方には物足りないかもしれません。ただし、金融のダイナミックな動きがコンパクトにまとまっており、理解しやすいのは良い点だと思います。金融は門外漢の私が本書を読んでためになったと思ったのは、以下の点です。第一に、金融力≠経済力ではないこと。そのため、80年代から90年代にかけて日本やドイツの経済力がいかに強まっても金融力がなぜ期待されていたほど伸びなかったかがわかります。(3章)第二に日本のバブルからの失われた10年でなぜ、あれほど不良債権問題で苦しんだのかということがわかりました。(4章)本書は、2005.1に発行されているが、サブプライム問題が発生している現在においてもその歴史的文脈を理解するうえでも示唆に富むように思われます。

金融力が基軸通貨を決める
本書では今後の国際金融を展望するため、金本位制や金銀複本位制の時代に遡り、基軸通貨はどのようにして生まれ、また引き継がれていくのかといったところから話を始めている。

他の国に先駆けて産業革命を行い、経済大国・軍事大国になったイギリスの通貨ポンドは、金本位制の下、基軸通貨として使用されていた。その後第一次世界大戦により疲弊したイギリスではあるが、第二次世界大戦が起きるまではイギリスのロンドンが世界のマーケットであったことから、引き続きポンドは基軸通貨の地位を守り続けた。しかし第二次世界大戦でイギリスは大打撃を受けたため、同国の通貨ポンドは経済力・軍事力そして金の保有高も最高となったアメリカのドルに基軸通貨の座を譲った。

第二次世界大戦で疲弊したヨーロッパ経済ではあったが、ドイツを始めそれぞれの国が復興を遂げ、経済力をつけたことからアメリカの相対的な優位さは失われ、更にベトナム戦争など軍事的支出が増加したため貿易収支、財政収支が赤字になり、それとともにドルに対する信認も揺らぎ始めた。

やがてドルは金との兌換を停止し、変動相場制に移行したが改善は見られず、ドルの危機も囁かれるようになった。しかしそのような危機を乗り越え、現在もアメリカ・ドルは基軸通貨としての役割を担っている。一方1990年代に膨大な貿易黒字を抱えた日本の円は、基軸通貨になるのではないかといった事まで言われていたが、結局アジアの基軸通貨にさえ成れていない。著者によると、この差は「金融力」によるものであるという。貿易取引のためだけの金融の時代は終わり、現在は資本取引が中心である。つまり物の移動に伴うお金のやり取りよりも、資本取引から生まれる収益を狙うお金がマーケットの大半を占めるため、経済規模が大きいだけではダメで、資本取引に便利なマーケットを持つ国の通貨の方が有利なのである。アメリカのマーケットはスワップ、オプション、先物などデリバティブの技術が発達している上、格付け機関や不正監視機能など金融インフラが充実している、つまり他国よりも優れた「金融力」を持っていたため、貿易・財政という双子の赤字を抱えていても、ドルは基軸通貨としての地位を失わなかったのだと著者は分析している。

しかしこれからはドルだけではなくユーロも台頭し、ドル・ユーロの二極基軸通貨になるのではないかと著者は考えている。ユーロに統一されたことで、それ以前のようにマルク、フラン、リラ・・・など通貨ごとの為替変動リスクの管理が不要になり、資本取引がし易くなった上、ユーロに統一されたことによりマーケットが拡大し、アメリカのマーケットに迫る「金融力」を持ち始めたからである。
ただ、EUの中央銀行は、アメリカの中央銀行、つまりFRBほどの信認が得られていない点で見劣りがすると著者は指摘する一方、今後はこのような点に改善が見られれば、二極化はより明確なものとなるとも述べている。またBRIC’sと言われている国々の通貨動向からも目が離せないとも言う。

財政と貿易という双子の赤字を抱えるアメリカ・ドルが、基軸通貨としての地位を失いそうで失わない理由を「金融力」に求める本書の論旨は分かり易い。金融・経済を学ぶものだけでなく、コインコレクターにも本書をお薦めする。コインや紙幣が発行された時代の経済的・金融的事情が理解できれば、きっと収集にも深みが出てくるであろう。



コンパクトにまとまった金融史
最近の国際金融の移り変わりと、その中で生まれた金融技術の発展について、
コンパクトにまとまった良書です。
イギリスのポンド、アメリカのドル。固定相場制から変動相場制。
そして、そうした動きの中で生まれてきたスワップやオプションに代表される
金融技術。本書ではそうした近現代の金融取引の流れが実に要領よくまとまっています。
本書の特徴はやはり、筆者の持つ、実務家という視点であろう。
デリバティブズが為替変動性に伴って生じた価格変動リスクに対応するという、
市場の要請によって生まれたという件や、欧州金融再編の解説など、
今の金融を理解する上で必要不可欠な知識がわかりやすく説明されています。
欲を言えば、今後の国際金融の展望についての記述がもっとあれば良かった。
実務を経験した者が占う、ドルやユーロ、円、元の行方。
と言われただけで興味が沸いてきます。
ただ、それを差し引いても、中身の充実した、良質な一冊であることは間違いないでしょう。
これから金融を学びたいという方や、金融を知る取っ掛かりの本を探している方にお勧めの一冊です。

2009/08/17(月) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

素材辞典 Vol.57 金融・通貨編

素材辞典 Vol.57 金融・通貨編

素材辞典 Vol.57 金融・通貨編
定価: ¥ 8,190
販売価格: ¥ 6,044
人気ランキング: 13733位
おすすめ度:
発売日: 1999-03-19
発売元: データクラフト
発送可能時期: 間もなく入荷します。ご注文はお早めに。商品はご注文いただいた順番にお届けします。

2009/07/24(金) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 銀行・郵貯・生命保険編

カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 銀行・郵貯・生命保険編
細野 真宏
カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 銀行・郵貯・生命保険編
定価: ¥ 1,470
販売価格:
人気ランキング: 6866位
おすすめ度:
発売日: 2001-07
発売元: 小学館
発送可能時期:

分かった気になる快感
説明において「捨象」は大切ですが、捨象は不正確さを招くため勇気と慎重さが必要です。この本は、良くも悪くもかなり「捨象」していますのでわかりやすいです。初心者(クマ)との会話形式というのもストーリー性があって読みやすい。「ここの文はどういう意味だっけ?」という引っ掛かり感が生じないように上手く配慮されています。
この本をよむと、「分かった気」になります。たとえば、生命保険の仕組みの説明は、わずか50ページですが、要点整理されていますので手っ取り早い。ちょっと危ういかもしれませんが、これが知的快感中枢を刺激します。なので読んでて楽しい。
初心者でも読めます。


細野真宏の経済のニュース第2弾
前作同様読みやすく理解しやすい。本書を読んで郵政民営化の必要が分かったような気がする・・・


分かり易い。
社会人となり社会の中で生きるようになった今、
経済についての勉強は、
自分の身となって生きてきます。
この本は、
図入りの解説、
事前知識が無くても理解できるように考慮された文章で、
銀行・郵貯・生命保険について分かり易く説明しています。

2009/07/21(火) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

通貨と金髪 [DVD]

通貨と金髪 [DVD]
望月六郎
通貨と金髪 [DVD]
定価: ¥ 3,990
販売価格:
人気ランキング: 37958位
おすすめ度:
発売日: 2000-11-25
発売元: ハピネット・ピクチャーズ
発送可能時期:

芝居が!
主役の禿げた俳優さんが、何かぎこちない。思いきりが悪いと言うか、雰囲気だけ教授と言う感じ。芝居が余り上手く無いみたい。

2009/07/19(日) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

FXトレーディング (ウィザードブックシリーズ)

FXトレーディング (ウィザードブックシリーズ)
キャシー・リーエン
FXトレーディング (ウィザードブックシリーズ)
定価: ¥ 3,990
販売価格: ¥ 3,990
人気ランキング: 26000位
おすすめ度:
発売日: 2007-05-10
発売元: パンローリング
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

初心者向けとしては難解
 FXについて説明していますが、初心者の方が初めに読む
にはいささか難解な言葉が多く、読み進めるのに苦労する
ものと思われます。
 ただ網羅されている内容は他のFX入門用の書籍よりも広
く、そして若干深く記述されており、かつ実際に取引を行
う場合において参考となる記述もいくつかあるので、取引
前の参考書の一冊として、よろしいのではないでしょうか。

シロウトが手を出してはいけないものだということがよくわかりました。
'05年に取引法と取引システムが強化され、シロウトにも手が出しやすくなったといわれ、ここ1?2年の間に爆発的なブームになったFX取引。
本書はこのFX取引のオーソリティー的(値段からいって)な解説書かとおもったらさにあらず・・・
ちょっとくらい取引に手を染めたことがある人間ならわかると思うが、編集上の誤字なのかまたは単なる翻訳のミスなのかあまりにも誤訳(誤字)が多すぎる。
中でも「Order」に関する訳がめちゃくちゃ。これは前後に単語が付く専門用語で訳してたりするかとおもうと、その専門用語をバラバラに分解して「注文・順序・オーダー・命令」と文章の中のただの単語のように訳していたりとかなり的外れな意味になってしまっているところがある。
だが、本書の中で勉強になることがひとつだけあった。
それはファンダメンタル分析に関する情報収集術の項で、本書が解説しているものに対しては最低限自己収集能力が必要でしかも分析できる能力に長けていないとFX投資では勝てないということである。
どんな金融投資にしても平均していくと運用利回りは10%以下になってしまう。とはけだし格言で、リスクの少ない分散投資が一番利口な選択肢だとおもう。

和訳に難あり
内容は皆さんが評価されているとおりである。
しかし、和訳がそれを台無しにしていると思う。
難解に訳された日本語というハードルがあるために、
内容が頭にスッと入ってこない。
もし英語を読める方は原書を読まれることをオススメします。

2009/07/18(土) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

貨幣論 (ちくま学芸文庫)

貨幣論 (ちくま学芸文庫)
岩井 克人
貨幣論 (ちくま学芸文庫)
定価: ¥ 882
販売価格: ¥ 882
人気ランキング: 58019位
おすすめ度:
発売日: 1998-03
発売元: 筑摩書房
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

貨幣の神秘に迫る大作
『資本論』の読解を通じて貨幣の本質へと迫る岩井先生の力作。内容もさることながら、やはり独特の文体で岩井ワールドへと引き込むその魅力は圧倒的。下の文章を眺めていたら、初めて本書を手にした学部生当時の感動が思わず蘇ってきました。

それ自体はなんの商品的な価値をもっていないこれらのモノが、世にあるすべての商品と直接に交換可能であることによって価値をもつことになる。ものの数にもはいらないモノが、貨幣として流通することによって、モノを越える価値をもってしまうのである。無から有がうまれているのである。
ここに「神秘」がある。(文庫版73ページより)

100円でポテトチップスは買えるが・・・
本書の<貨幣論>そのものについては、降旗節雄『貨幣の謎を解く』に簡明、直截な粉砕的批判がある。
「100円でカルビーのポテトチップスは買えますが、ポテトチップスで100円は買えません」という、むかしむかし、藤谷美和子が人気絶頂だった頃のテレビCMのキャッチフレーズの正しさがわかれば、岩井貨幣論は間違っていることがわかろう、というものだ。
岩井貨幣論を巡っては議論百出だったが、結局、降旗の解説が最も納得できる。

藤谷美和子はどうしているのだろうか? 岩井克人の名前を見るたびに、そんなことを思い出すのだ。

優等生の一夜漬け
 著者の貨幣論の成否はともかく(不換紙幣しか説明できないのでわたしは否だと思う)、感想はタイトル通りです。大体マルクスを手がかりにしているくせに、どうもマルクスのことよく知らないみたいです。知ってたら、価値法則が超歴史的なもの、なんてこと書くわけ無いもの。ちなみに引用してある手紙の中の「法則」って価値法則のことじゃないからね。あとビックリしたのが「「貨幣は商品である」という労働価値説の命題……」なんて書いてあるところ。そりゃあ、貨幣商品説でしょうが。文章の流れからいって単純な書き間違えではない)それが本当だったら、カール・メンガーも労働価値説論者ってことになって、新古典派とマルクス派の区別がつかなくなっちゃうよ。という風に一事が万事、著者のマルクス批判は相当トンチンカンなモノになってますな。労働価値説の批判しかしないし。
 肝心の「貨幣論」の論証も貨幣商品説と貨幣法制説の攻撃ばっかりで、自説の根拠は「奇跡」なんて平気で書いちゃうんだから困ってしまいます。その攻撃もかなり怪しいところがあって、pecuという古語の語源を最初は「動産」といっておきながら次には「貨幣」と言い換え(すり替え?)たりしています。あと、鋳貨が摩耗するから、と貨幣商品説を攻撃しているけれど、摩耗を誤差の範囲におさめるために国(中央銀行)が回収して鋳直すんじゃないかなぁ? 著者の言う通りだと1ポンド金貨(1/4オンス)が1/32オンスに摩耗しても流通するってことになっちゃうけど、そんなことありえないでしょ? 著者は説明できるのかなぁ?


2009/07/14(火) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

IBM PC-DOS2000

IBM PC-DOS2000

IBM PC-DOS2000
定価: ¥ 10,290
販売価格:
人気ランキング: 21346位
おすすめ度:
発売日: 1998-07-31
発売元: 日本アイ・ビー・エム
発送可能時期:

2009/07/13(月) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか (光文社新書)

金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか (光文社新書)
吉本 佳生
金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか (光文社新書)
定価: ¥ 1,260
販売価格: ¥ 1,260
人気ランキング: 28936位
おすすめ度:
発売日: 2005-05-17
発売元: 光文社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

ボッタクリの現実
広告費をかけるビジネスは、
高粗利が必要なビジネスです。
販売量が増えても原価の低減ができない
金融の怖さを教えられました。

これからのお金の使い方
就職してから、漠然と貯金し続けてきました。ですが毎年定期預金を見ると金利なんてあって
なくが如し。就職した時は丁度氷河期で金利なんかクソみたいなもの。そして未だにクソみた
いなものです。
ある時、銀行から電話が掛かってきて「投資信託を始めませんか?とってもお得ですよ!」と
言われ怪しんだのがキッカケで本書を手に取りました。
これからの資産の守り方はますます大変な時代になるでしょう。僕のような一般人が賢く生きていくには知識が必要です。
お勧めします!

世の中のほとんどの金融商品、特に、広告を大々的にうっている金融商品ほど「うさんくさい」
この本の著者がいいたいことはこうだ

世の中のほとんどの金融商品、特に、広告を大々的にうっている金融商品ほど「うさんくさい」

まずは、いろいろな金融商品があるが、普通預金、定期預金、国債以外で、元本保証をうたっているものがあれば、まず、うさんくさい商品に間違いないという

また、本書では、実際の金融広告 たとえば、外貨預金・今なら年利6%などと書かれている広告を、架空のものとして自分なりにアレンジし、その広告のうさんくささを指摘するというケーススタディー方式をとっているため、いろいろなノウハウが頭の中に残りやすい

結論としては、まずは10年物の国債の利率を見て、それと比較してみるのがいいという

最近は行動ファイナンスのほうが金融工学よりも脚光をあびているのだとか 

要は金融工学はもうおそい、最近は心理学を応用したファイナンスが最先端らしい

天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方 という本を著者は紹介している


それから、世の中の金融専門家やアナリストの言うことは、カナリ金融機関よりの発言が多く、金融機関をもうけさせるための発言が中心だという

そんな専門家が多い中、以下の本の著者はまともなんだとか

楠本くに代
-金融消費者のためのファイナンシャル・リテラシー―株式・投信・預金・保険等で失敗しないための最低限の知識
-日本版金融サービス・市場法―英国に学ぶ消費者保護のあり方
-金融サービスと投資者保護法

鈴木雅光
-業界の最新常識> よくわかる証券業界 (業界の最新常識)
-いまから始めるFX はじめてでもわかる相場の読み方・儲け方 (エスカルゴムック 242)
-買ってはいけない「金融商品」のからくり
株式投資 最強のサバイバル理論 (Yosensha Paperbacks)

山崎元
-お金をふやす本当の常識―シンプルで正しい30のルール (日経ビジネス人文庫)
-会社は2年で辞めていい (幻冬舎新書 (や-3-1))
-「投資バカ」につける薬 (講談社BIZ)

橘玲
-亜玖夢博士の経済入門
-黄金の扉を開ける賢者の海外投資術
-「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計 (講談社プラスアルファ文庫)

吉本佳生(著者本人)
10年も前に「金融工学の悪魔」という本を読んだが、非常につまらなかった
改めて当時の自分の知識のなさというか、金融リテラシーのなさを恥じる

最後に著者が主張するには、通常の商品ではセット販売になると買い手にとってオトクなことが多いが、金融商品では別なのだという

また、大々的に広告をうっている商品も同様なのだとか

気をつけて資産のアロケーションにこころがけてください

2009/06/28(日) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

デイトレード大学―トレーディングで生活する!基礎からプロのテクニック (パンローリング相場読本シリーズ)

デイトレード大学―トレーディングで生活する!基礎からプロのテクニック (パンローリング相場読本シリーズ)
岡本 治郎
デイトレード大学―トレーディングで生活する!基礎からプロのテクニック (パンローリング相場読本シリーズ)
定価: ¥ 2,940
販売価格: ¥ 2,940
人気ランキング: 18955位
おすすめ度:
発売日: 2002-06-15
発売元: パンローリング
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

小遣い稼ぎに株式投資をしているサラリーマンは山ほどいても、法人化して投資することのメリットを知っている人は少ないのではないだろうか。 本書は、自分で会社を持ちたい人、ロバート・キヨサキ言うところの「金持ちの投資」をしたい人にぜひおすすめしたい投資指南本。大げさな「独立・開業」ではなく、節税のため、あるいは生活費を経費として計上するために会社を設立することをすすめており、サラリーマンでも気軽に始められる。 著者によると、日本の法律は個人投資家に厳しく、株の損について、先物取引の利益と損益通算ができるようにはなっていない。つまり、トータルでは損になっていても、得した分に税金がかかってしまうというのだ。一方、法人の場合は損益通算が認められ、マイナスの場合、税金を払う必要がないばかりか、そのマイナスを最長5年まで繰り越せられ、将来の利益と相殺できる。また、法人にすることによって、資本金の額にもよるが、生活費の大半を税控除扱いにすることができる。こうした法人化の魅力について説明した後、定款の書き方や登記のしかた、会社の経理までをわかりやすく述べている。 前半で会社設立のノウハウやトレードのためのインフラづくりに触れた後、後半では投資の基礎となるテクニカル指標、著者独自の戦術について述べている。特に、第5章「最強のデイトレードテクニック」で述べられている「朝の日課」や「後場寄りブレイクアウト」「1時間190円ルール」などの手法には目を見張るものがある。難しい株式投資の専門用語の解説がじつにわかりやすい。(土井英司)

題名に疑問
「デイトレード大学」とあるからには、
デイトレード一般についての系統だった戦略が書いてあると期待してしまう。

ところが、冒頭で突然、

・節税のために法人を設立する話
・税金対策のために余剰金でオプションのプットを買う話

などが出てきて面食らってしまう。


また、テクニカルについても解説があるが

たとえばパラボリックの解説の項に

「私はパラボリックが大好きである」などと書かれている。

私は教科書とは、著者の好き嫌いを語る場ではないと思うので、
この箇所は非常に違和感を感じた。

趣旨をまとめると、投機において法人を作り節税するという内容の本なので、
題名をそれなりに変更すべきであろう。

入門書としてはよいが
トレード入門として自分の動機付けとなり勇気を与えてくれるのだが、
内容的には、他の本の二番煎じである。
会社を作ってというところはオリジナルだが、デイトレードの手法としては
投資苑、およびバーンスタインのデイトレード本と瓜二つのような内容が多い。
トレードに対する真理はそうなのだろうが、その点はがっかりである。

投機の手法
これは投機のやり方を書いた書籍である。
デイトレードでやっていける者は一握りとあるがギャンブルの発想でしかない。
長期的には破綻する。インサイダー情報なしでは投機できない。

チャートの読み方が長々と説明されている。
過去のデータを参照して未来の値を予見できるものなら
世界は大金持ちだらけになっているはずである。

会社設立の項だけは読むに値するだろう。
役員報酬がトレードの結果に左右されることになる。給与とは異なる訳であるからその点の説明も欲しいところである。法人税の抑え方も同様に欲しいところ。
尤も本書のトレード方法で利益が出るはずはない。出たところで一時的な金。ギャンブルに勝ったのと同じである。いずれ損に転じる。
公庫などから借りられるだけ借りて投機で一か八か富豪を夢見るならだまされてみるのもいいだろう。
勝ち逃げするパターンになったらさっさと会社をたたむ。そのためになら参考になるかもしれない。

2009/06/27(土) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

歴史が教えるマネーの理論

歴史が教えるマネーの理論
飯田 泰之
歴史が教えるマネーの理論
定価: ¥ 2,100
販売価格: ¥ 2,100
人気ランキング: 27971位
おすすめ度:
発売日: 2007-07-27
発売元: ダイヤモンド社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

無駄を削ぎ落とされてはいるがハードな内容
興味深い歴史的事象を取っ掛かりに
初心者でもすらすら読めるよう書いてはあるが
なかなかどうして、無駄を削ぎ落とされ
ハードな内容の詰まった良書である。

きちんと読みこなすには、経済学史や金融史の
基礎的な知識があった方がいいのだが、
本当に系統だった論理展開がされているので
丁寧に納得しながら読み進めていけば
これ一冊で貨幣理論の考え方の基礎が
身についてしまうのではないだろうか。

マネーの理論
非常に面白い本で、経済学に疎い私でも一気に読めた。
この本は、マネーから見た物価、為替レート、金融政策を歴史の流れで説明しています。マネーをただ数字で認識していた私に再度お金とはと考えさせられた良書だと思います。
ただ著者は、この本で暗に規制緩和政策と自由経済を薦めているようで、格差問題などで批判された小泉政権のことを意識して書かれているように感じるのは深読みでしょうか?
しかし外国為替を行なっている人にとっては、為替の別の切り口が見えるかもしれません。


いい本なのだけど読者を選ぶ
 1粒で2度おいしい本です。おいしいところ1、基本的なマクロ金融論の教科書的な知識が身につく。おいしいところ2、歴史における経済的なイベント(昭和恐慌、江戸時代の各改革、幕末期の金流出な、第一次大戦後のハイパーインフレなど)の意味を1の基礎知識をベースに理解可能となる。
 この2のうち、昭和恐慌に関してはすでに、いわゆるリフレ派(本書の著者も含む)の面々の類書でさんざん書かれていることなので、特に目新らしさはない。一方、江戸時代のほうは、大岡越前の改鋳は武士からも特に批判されることはなかったのに、その後の改鋳はことごとく批判されており、その理由と必ずしも商人にとってはマイナスでない(批判を書くのはもっぱら知識階級である武士なので、なんとなくすべて悪いと考えてしまう。)ことなど、目から鱗の話が書いてあります。
 という具合に間違いなくいい本なのですが、雑誌連載が元になっているため、(つまり1回ごとにそれなりのまとまりをもたないといけない制約がある。)おいしいところ1と2が同時進行になっていて、1についての理解のすっきり感に欠けるところ。(各章末のまとめがそれを補ってはいるが)また、歴史と経済の両方に興味があり、かつかなりまじめに金融論を勉強したいと考える読者層がどれくらいいるのかという点での本の販売戦略に疑問があるので、1つ星を減らしました。でも、値段の分の価値はあるので、みんなに読んでほしいと思う本です。

2009/06/11(木) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

コーポレート ファイナンス(第8版) 下

コーポレート ファイナンス(第8版) 下
リチャード・ブリーリー
コーポレート ファイナンス(第8版) 下
定価: ¥ 5,250
販売価格: ¥ 5,250
人気ランキング: 1663位
おすすめ度:
発売日: 2007-03-15
発売元: 日経BP社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

最高です
上巻のレビューにも書きましたが、
本当に最高の教科書です。
他の教科書に関しても、翻訳本の方をメインに使用し、気になるところを原著に当たる、
という使い方をしています。
コーポレートファイナンスを専門にしている人なら、
この教科書は「バイブル」という言葉以外、見つかりません。

2009/06/07(日) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

デリバティブ・証券化商品入門―金融マンのためのこれ1冊でわかる

デリバティブ・証券化商品入門―金融マンのためのこれ1冊でわかる
みずほ証券マーケット研究会
デリバティブ・証券化商品入門―金融マンのためのこれ1冊でわかる
定価: ¥ 2,520
販売価格: ¥ 2,520
人気ランキング: 3419位
おすすめ度:
発売日: 2008-02
発売元: 東洋経済新報社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

金融マン・レディーにとても良い本ですね!
この本は、読み易く内容もしっかりしてお勧めです。デリバティブ・証券化商品の本はとても多く出版されていますが、必要以上に細かく難関であったり必要なことが書かれていないことも少なくありません(多くの本は途中で嫌になります)。仕組債や証券化商品については、実務者が書いただけありほぼ網羅されています。読者のことを考え文章も難関でなく各ページに図が挿入されており読みやすくできているのもうれしいです。本の構成もしっかりしており第1章でデリバティブ・仕組債がマネーの中でどのような背景で誕生しどのように扱われているのか、後半では金商法や会計制度に言及しており最終章ではその課題が明らかにされており問題解決型の本とも言えるでしょう。

これ1冊あれば、概略的な知識は身につく
デリバティブという言葉は新聞でよく目にするが、説明してみろと言われるとなかなか難しいものです。
銀行に勧められて、金利スワップをやっては見たものの、その内容を聞くのが恥ずかしくて知ったかぶりをしていたとも言えます。

この本は、今では当たり前に使われている用語を簡単に、そして分かりやすく説明しています。ほとんどの種類を網羅しているので、これ1冊をよく読めばよいでしょう。

サブプライム問題を理解したい実務者に最適
 タイトルに「金融マンのための」とあるように、金融機関に勤めている人向けに書かれた本のようです。各種のデリバティブや仕組債、証券化商品が総まくりといった感じで出てきます。たとえばCDS、RMBS、CDO、ABCP・・・これらのニホンゴ訳と内容を即座に答えられる人は、たとえ金融マンであっても少ないのではないでしょうか? また金融・証券関係者の場合、それらの仕組みの中でどういう業者がどんな役割を果たしているかを知らないとマズイ、という場面もあるでしょう。
 この本はそんな知識が急に必要になった時の虎の巻です。金融商品を売る人も買う人も、辞書代わりに使えます。
 さらに、最近のサブプライム問題を実務的に理解したい人にも便利です。新聞には「サブプライムローンを組み込んだCDOの損失が××××億円に上った」などというセンセーショナルな見出しが踊っていますが、それがどのようにして生じたのかはほとんど書いてありません。その辺りをきちんと学びたい読者には、待望の参考書が出たと言えるでしょう。

2009/06/01(月) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

世界を不幸にしたグローバリズムの正体

世界を不幸にしたグローバリズムの正体
ジョセフ・E. スティグリッツ
世界を不幸にしたグローバリズムの正体
定価: ¥ 1,890
販売価格: ¥ 1,890
人気ランキング: 64632位
おすすめ度:
発売日: 2002-05
発売元: 徳間書店
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

2001年のノーベル経済学賞受賞者、スティグリッツが、アメリカ・IMF主導のグローバリズムに異議を唱えた衝撃的な1冊。著者は、1993年にビル・クリントン大統領の経済諮問委員(1995年委員長就任)として、また97年からは世界銀行のチーフ・エコノミスト兼上級副総裁として働いた経験を持つ。 本書は、そのスティグリッツが、世銀時代にいくつもの発展途上国を訪れ、そこで目の当たりにしたグローバリズムの現実をもとに書き下ろされている。スティグリッツはエチオピアで「IMFの驚くべき政治と算術の世界をありありと見せつけ」られ、IMFに対する疑念を抱きはじめる。資金を出している市民や直接影響を受ける発展途上国の市民ではなく、先進国(特にアメリカ)の意向に左右される体質、救済対象となる国の主権をおびやかすやり方、途上国には市場開放を迫っておきながら、都合の悪い産業においては保護貿易を貫くダブルスタンダード、IMF設立を主張したケインズの意図とは反対に市場礼賛主義に陥っている現状など、さまざまな問題点が指摘されている。IMFの指導のもとでますます貧困が拡大した国の例や、東アジア危機、ロシアの失敗、アルゼンチンの破綻、反対にIMFと距離を置くことで成功したボツワナや中国の例などが挙げられており、IMFの政策の不手際が指摘されている。 スティグリッツは、アメリカ・IMF主導のグローバリズムについては手厳しい評価を下しながら、グローバリズムが本来持つメリットについても主張している。貧困をなくし、世界を幸せにする真のグローバリズムとは何か。最終章で示されたスティグリッツの提言が、きっと何らかのヒントになるはずだ。(土井英司)

再訳の出版を望みます。
近年では世界社会フォーラムにおいても発言をしている元世銀幹部のエッセイ。
反(新保守主義的・新自由主義的)グローバリズムの観点から見ても非常に頷ける叙述が多かったです。
グローバリゼーションそのものが悪いのではなく、現在進行中のグローバリゼーションの在り方が悪いとする本書の主張には非の打ちどころがありません。
しかし、その対策としてIMFを始めとする国際経済機関のみの批判や改善点の指摘で終わるのは、大変もったいないように思われました。
指摘がいちいちごもっともであるので、それを踏まえて経済思想やグローバル民主主義の在り方についても深く突っ込んでほしかったところです。

翻訳については、なかなか酷かったです。
翻訳という作業が非常に難しいことは理解しているつもりですが、それでも商品として売るのに、このクオリティではなかなか納得できないのではないでしょうか。
タイトルも、原著と比べてずいぶん扇情的なのが気にかかります。
内容の方について一つ例を挙げると、「IMF」を「IFM」と何か所も間違うというのは、誤植・語訳のレベルを超えていると思います。
校正をかけたのか疑わしくなります。
また、解説は全くの蛇足であり、必要ありません。
出版社の方にはその辺りを考慮された上、再訳の出版を望みます。

IMF、世銀、WTO、各途上国首脳、スティグリッツ…それぞれが代表する利害
 2002年に出版された、ジョセフ・E・スティグリッツによる1冊。いまさらながら、他の経済関係の書籍と一緒に手に入れた。学生時代、この人の原著や翻訳本で経済学を学んだことは覚えていたが、この著作を読み進めていくと、この人が自ら鍛え上げ、磨き上げた経済学の理論が現実の人間世界に蔓延する政治性の中で試され、政治上の闘争で敗北しながらも読者にグローバリズムについての問題性を明快に伝えてくれている様子に感銘を受ける。現実の経済に関わる国際機関、IMFはその内部で拒否権を持つアメリカの金融界の利害を代表し、WTOは同様に各種輸出関連の業界団体の利益を代表していて、IMFに支援を受けようとする、あるいは受けざるを得ない各途上国の政府首脳及び周辺にいる人々もそれぞれに特殊利害を代表している。そして、本書の著者、スティグリッツ自身が代表している利害とは、アダム・スミス、リカード、マルサス、そしてシュンペーター、ケインズと続く、当該国内・国際状況へと論争的・説得的に関わっていく経済学者の心意気、とでも言えるものだろう。もちろんこんな風に状況に対して関与できるのはごく少数の特権的立場の人だけだが、スティグリッツは本書でしてくれたように、読む者に自分の経験を開示してくれている。なるべく読者に対してわかりやすい言葉を使ってだ。行政執行者が多用しがちなジャーゴンを極力排除して本書は書かれている。一方、経済学の枠組に注目して読んでいくと、本書で取り扱われている政治経済問題群には、金融システム・開発経済学に関する話題のほかに情報の非対称性と逆選択、組織の経済学とコーディネーション・モティヴェーション、法と経済学、比較制度分析など90年代以降の経済学のホット・イシューも深く関わっているのが読み取れる。その過程で、経済学の教科書に欠けている部分も強く意識させられる。

 本書は教養書として読めるのはもちろん、経済学に関心がある人にとってはスティグリッツが書いた経済学のテキストを補完する分厚いケース・スタディとしても読めるし、本書からスティグリッツの書いたテキストへと遡って読むのもありだろう。

social justice or market extremism?
In the late 1990s Asian economies lost much of confidence. The global financial community has, however, been letting the U.S. owe those who were then devastated by capital market liberalization or "Washington Consensus," which now causes the U.S.-led financial turmoil and the decline of the dollar. The IMF policies, indeed, backed by the U.S. worship of market liberalization ignore those vulnerable, failing to create an equitable and sustainable society. We become discontented with an economic ideology or "globalization," pursuing protectionism, even nationalism. So we wonder how it has to be managed to ease such discontents as income inequality and job losses. The Nobel prize laureate in economics suggests what governments and their policies deliver: social justice.

2009/05/11(月) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

ドルの崩壊と資産の運用―通貨制度の崩壊がもたらすもの

ドルの崩壊と資産の運用―通貨制度の崩壊がもたらすもの
ジェームス ターク
ドルの崩壊と資産の運用―通貨制度の崩壊がもたらすもの
定価: ¥ 1,680
販売価格: ¥ 1,680
人気ランキング: 19260位
おすすめ度:
発売日: 2007-10
発売元: 同友館
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

「金が時価より安く買われても、わずか数ドルの文句を言うな」とは?
ドルの崩壊についてはYahoo!のロバートキヨサキのコラムで
無料で読める程度のもので、今更という感じのものばかりです。
資産運用については金を買うことを強く勧めており
いかにハイパーインフレが起きた時に金が有利か、ローマ
フランス、ドイツ、アルゼンチンの歴史を紹介しています。
しかし皮肉にも、それらの歴史を読むと、金も絶対のものでなく
需要のあるものであれば何でもいいように思えてきます。
ローマやアルゼンチンはインフレだけで破綻したわけではないですし
フランスやドイツが今現在どうなっているかを考えれば
金の重要性がどの程度のものか、わかりそうなものです。
中国が分散投資をしているからといって、それに何の意味があるのか
著者はLTCMの出来事を全く理解できていないようです。
「この世の中に安全なものなど無い」と考える方が安全です。

通貨崩壊のプロセスを論理的に解説する良書
ドル崩壊という大仰なタイトルで煽るだけで
中身がない本とは一線を画し、
なぜドルが崩壊するのか、
アメリカ経済の現状分析および、
かつての歴史を振り返り、
いかにして通貨が崩壊していったかを、
詳細に書いているので非常に説得力があるし、勉強にもなる。
また第四章ではドルが崩壊した際、
他の資産がどのように動くかも書かれているので、
投資する際、気をつけるべき点がわかるのですごくいい。

これが、リアルな投資家の視点
「ドル崩壊」という毎度見慣れた刺激的なタイトルだが、内容は堅実だった。

本書を通して一貫しているのは「金(ゴールド)」が全てという論調。
残念ながら、その論調全てに私個人としては賛同できかねた。

しかし、多くの学びを得た。

まず世界経済の中で、日本の置かれたポジションが本書を通して見えて来た。
また、隣国・中国の投資戦略に付いても記述があり、参考になった。
それは、多くのドルを保有する日本に対して、中国は世界の株式や資源(石油や金など)に
分散投資をしている、ということ。彼らは国として戦略的であるという点。
なるほど、古紙回収やスクラップなど昨今、巷のニュースと符合する事象だ。

これからは、資源をめぐって各国しのぎを削るという。

著者ジェームス・タークは、アラブ首長国連邦の政府系投資ファンドで
オイルマネーを海外で投資・運用した経験を持つ。

本書を通して、現場でしのぎを削った者が語るファンデメンタルな投資基準を学んだ。

同書の「序文」にある政治家や知識人の観点でない、リアルな投資家として叩き上げて来た
筆者のユニークな視点に触れる事が出来る。

専門知識を持つ筆者の本音を学べる、大いなる参考書。評価を5つ星としたい。

2009/05/10(日) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

日本経済を襲うエキゾチック金融危機 (Mainichi Business Books) (毎日ビジネス・ブックス)

日本経済を襲うエキゾチック金融危機 (Mainichi Business Books) (毎日ビジネス・ブックス)
草野 豊己
日本経済を襲うエキゾチック金融危機 (Mainichi Business Books) (毎日ビジネス・ブックス)
定価: ¥ 1,000
販売価格: ¥ 1,000
人気ランキング: 15976位
おすすめ度:
発売日: 2008-09-11
発売元: 毎日新聞社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

金融危機の背景を知る
金融危機の背景に存在する巨大なデリバティブ市場について詳細に解説されております。
金融危機の「今後」については、もう少し詳細にご意見を伺いたかったです。

クレジット危機の本質理解に最適
著者はCDO、CDS、SIVといった用語が紙面を賑わすかなり前から雑誌等で危険性を指摘していました。また、GSEに関しても2006年時点から問題性を指摘するなど住宅バブルが引き起こす危機が大恐慌に匹敵するものだということをかなり以前から指摘していました。日本市場に大きな影響を与えているヘッジファンドについてもかなり詳しく書かれています。本書を読めば100年に1度といわれる危機がなぜ今起こっているのかが理解できると思います。

グローバル金融と新しい金融危機の、本質的実態を指摘
自分なりに、まとめてみたのはこのような感じです。

現在の住宅価格の下落は、あくまでも『現象』の結果で、原因ではない。
過去の住宅価格の上昇は、サブプライム・ローンというファイナンスに依存していたからで、
このような高リスク融資を促進したのが、証券化、再組成、CDSだった。

それらの取引を通じてアメリカの好景気を担った、銀行、証券会社、保険会社、ファンドなどは、現在、かつてない信用収縮に見舞われている。

つまり、未曾有の信用(クレジット)・バブルであって、これを理解するには、
昔ながらのプレインバニラ(平易で簡単な商品)ではなく、エキゾチック(複雑で難解な商品)と、国際金融の動きを追わなければ把握できない、と。

ではなぜ、クレジット・バブルが発生したか、ここまで拡大したのか、なぜAIGを救済したのかなど、本書を読むと背景が良く分かってくる。

著者に対しては、メディアに出演した際の発言から、未来への深い洞察力・国際金融の広い見識に、個人的に信頼を持っていた。

ある程度、金融関係書籍などを読んでいる方に、読みやすくまとまっています。
そうでない方でも、不透明な将来を紐解くのに、助けとなる書籍です。

2009/05/10(日) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

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