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エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」

エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」
河邑 厚徳
エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」
定価: ¥ 1,575
販売価格: ¥ 1,575
人気ランキング: 2259位
おすすめ度:
発売日: 2000-02
発売元: 日本放送出版協会
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

今こそお勧めの一冊です
お金って何か説明できますか?
なぜ紙切れをお金と信じてますか?

本当に、今の経済システムが正しいのですか?

お金についてそもそも考えさせられる

食べ物や自動車をお金で買うことは出来る。でも、買った食べ物や自動車は、いずれ古びて使えなくなり、価値を失う。つまり、時間が立てばたつほど、価値は減っていく。

お金はその逆で、持っているとだんだん価値が上がってくる(金利)。

これって、ヘンじゃないか?

という非常にシンプルかつ真っ当な疑問点を掘り下げている本である。

会計学やファイナンスを学ぶと、お金が金利を生むことが当たり前のようになってしまうが、エンデのような子供の心をずっと持った人には、その不自然さがすぐに目につくのだろう。

この本を読むと様々な新しい考え方が学べるのはもちろんですが、そもそもそういったことを当たり前に感じていて不思議に思わなかった自分の心のガサガサさを感じ取れることこそ、この本の本当の価値なのかも知れません。

決して読みやすい本ではないのですが、これをきっかけに世の中で当たり前だと思っている仕組みも、子供の素直な目で見てみればそうではないことが沢山あるかも知れないと考えさせてくれるだけでも読む価値があると思います。

ねえパパ、お菓子はずっと持っていると減っちゃうのになんでお金は増えるの?

と3歳の娘に聞かれたら、私はきっと答えられないだろうと思いました。


人間が捕われているもの
「モモ」が「お金-経済システム」を「時間」という形に置き換えた物語でもあるとのこと、当時の書評などに出てくる理解は、どれも「現代社会の時間の持てない人間の存在、ストレス、あわただしさ」というような、エンデにとっても、外面的な賛辞、批評が目にされるばかりだったという。

そのなか、ある経済学者が深い理解をしている手紙を送ってきたことをエンデは率直に喜んでいる。
それは「根源からお金を問う、老化するお金--時間とともに価値が減る(お金だけが価値が減らないための弊害)--貨幣価値の問い直し-地域通貨というアイデア」などに繋がっていく。
読んでみれば古くからもあるアイデアであり、部分的に試みられたこともあり、またヨーロッパなどでは多く知られているというのもわかる。
今日、世界のいくつかの地域や、まったく同じではなくても、日本でも地域通貨という形はいくつかの地区で試みられているようだ。

それでちよっと話がずれるんですが、エンデの言葉の中につよく共感する箇所があったので紹介したい。
エンデが 「現代人は大人から子供まで--この本はなにをいいたいのかという質問--にとらわれてしまった」と嘆いているという話があります。

「陳腐な決まり文句や、簡単なメッセージに置き換えることが、一冊の本を理解することだとするのは時代の偏見であり、本を読むことは豊かな体験であって、作者と読者の個別的な関係を築いていく行為だ」と。
「数人の人が同じ本を読んでいるとき、読まれているのは、本当に同じ本でしょうか?」
「あなたが人生の岐路で悩んでいるとき、ちょうどぴったりの瞬間に、ちょうどぴったりの本を手にとり、ちょうどぴったりの箇所をあけ、ちょうどぴったりの答えを見つけるならば、あなたはそれを偶然だと思いますか?」
それは出逢う「映画」でも「音楽」でも置き換えることのできるものだと思った。

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2009/05/02(土) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

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