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強い円は日本の国益

強い円は日本の国益
榊原 英資
強い円は日本の国益
定価: ¥ 1,680
販売価格: ¥ 1,680
人気ランキング: 5529位
おすすめ度:
発売日: 2008-09-04
発売元: 東洋経済新報社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

「強い円は日本の国益」の理論武装が若干弱い
実体験を元に諸外国との具体的な為替交渉の歴史についてが8割を占めております。最前線で行われた為替交渉は臨場感があり、他の追随を許さないでしょう。ただ、書名の「強い円は日本の国益」については、理論武装が若干弱いように思われます。

輸出産業が強い日本は円安により潤うわけですが、化石燃料が枯渇化するに伴い希少化が進み高騰するとのこと。(実際は世界経済が低迷することで資源枯渇の懸念も下がり、下落傾向に入ったわけですが。)為替を円高に誘導し、また製造業依存型から金融産業など他産業依存型のパラダイムシフトをすべきという論調ですが、昨今の欧米の金融崩壊により榊原さん他エコノミストの持論が大きく後退したことは言うまでもありません。


もうちょっと、うまく書けなかったものか
 著者の示唆する提案には、説得力を感じる。
 途上国の発展に伴い資源の希少化が進む。 円安誘導による工業製品の輸出による立国は、人件費を考慮すれば、途上国との競争で限界がある。 円高に振り、資源輸入コストを低く抑えつつ、投資を呼び込み、資源開発投資による立国にシフトしていくべきだ、という提案は、鋭い観察眼を感じる。
 しかし、途中、円レートの先進各国との攻防話(昔話)が、(申し訳ない言い方だが)年寄りの思い出話を聞かされているようであり、正直しんどい。
 すばらしい提案であるがために、とても勿体無く感じる。 もう一度整理して、提案にフォーカスしたまとめ直しを、切に願う。

攻めの未来予測をする度胸に関心しました。
財務省(大蔵省)の役人として重責を全うした著者が、グローバル社会における日本の現在と未来を鋭く予測、日本の進むべき道をわかり易くまとめています。著者の現役時代を記した部分からは単純にどのような裏事情があったのかを知るだけでも面白いのですが、未来の予測をする著者の洞察力と判断力をうかがい知る上で役に立ちました。また、「民」と「官」の役割について役人出身の著者のスタンスも明快に記されています。

 そもそも人間が金融という暴れ馬を乗りこなせるものなのだろうかと考えさせられる一冊です。為替取引を行っている投資家以外にも、グローバル社会の構造から現在の状況、極近い未来に興味のある方全般にお薦めです。

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2009/05/04(月) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

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