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現代の金融政策―理論と実際

現代の金融政策―理論と実際
白川 方明
現代の金融政策―理論と実際
定価: ¥ 6,300
販売価格: ¥ 6,300
人気ランキング: 14551位
おすすめ度:
発売日: 2008-03
発売元: 日本経済新聞出版社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

実際の舵取りとの比較が楽しみ
著者の真面目な性格が隅々に感じられる金融政策の優良なテキスト。
引用が原語のままという点は門外漢にとって難関だが、そんなことは些細な問題で全体的にわかりやすい。
それは著者の力量と対象が普段当たり前のように使っているお札にまつわる話だからではないだろうか。

また、まさか自分が日銀総裁になるとは思っていなかったときに執筆されているので、今後の日銀の舵取りと対比しながら見ていくことができる稀有な例であり興味深い。

序章を読んでいるうちから心がワクワク浮き立つような感じで、本文に入ったら本当に教え上手の教授の授業を受けているようで飽きることが無い。
こんなにわかりやすい専門書は初めてで、最後まで本当に興味深く読めた。

著者のぼそぼそと喋る語り口や8時20分の眉毛は中央銀行のリーダーとして大丈夫かと不安を持たせかねないが、本書を読む限り「人間は見た目じゃない」の見本として活躍されることと思う。

出版にあたって家族に感謝するケースは多いが、両親にも感謝の気持ちを表わしている。その一言から、両親の愛に守られた素晴らしい家庭に育ったことがわかる。
何人もの日銀総裁候補者がことごとく否定されていくなかで、著者に対する悪口が聞かれなかったのは育ちのよさによるものだろうか。大変うらやましく思った。


中年サラリーマンにお薦めの書
金融政策に関しては学生時代からあまりアップデートの機会がなく、本書を読んで自分があまりに時代遅れになっていたことに驚いた。私のように高度経済成長期の金融政策のイメージを引きずっている中年サラリーマンにお薦めの書。難点をいえば、日本銀行に都合のよい説明に片寄っている感のあること(仕方ないか?)と、初版のせいか脱字やいまひとつな記述の残っていること。よって星4つ。

まじめに金融政策を勉強しようという人向けの教科書
445ページの大著で、342ページまでは基礎編、と位置づけて、金融政策を体系的に説明。343ページからが応用編として著者自身の考えを論じている。

日銀総裁副総裁としてのカムバック前の、大学教授の立場から書いた金融政策の教科書であって、日銀総裁の施政方針とか、決意表明とかではない。
また、グリーンスパン「波乱の時代」の日銀版という感じも全くない。
日銀時代の思い出話、裏話、内幕暴露とか、グリーンスパンとの交流、というような、おもしろおかしいエピソードはない。金融政策の教科書である。

平易な表現が用いられており、本屋で立ち読みをする限りは、経済学の知識が乏しくても読めそうな気がするかもしれない。
が、実のところ、マクロ経済学の基本を前提に書かれているので、初心者には全く歯が立たない。欧米文献からの引用は英語のままの引用であり、抄訳などない。

まじめに金融政策を勉強しようという人向けの教科書であって、気軽に「新しい日銀総裁って、どんな人?」くらいの気持ちで読もうと思っても全くお金の無駄なのでご用心。

表紙カバー、白っぽい紙に、太い黒字で「現代の金融政策」と印刷されているのだが、この太い黒字がどういうわけか、削れてしまう。
本そのものを大事に大事にする方は、これもご用心。私はあわてて、セロハンテープで補強。

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2009/01/09(金) | FX関連書籍 | トラックバック(0) | コメント(0)

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